プロフィール

雨蘭

Author:雨蘭
漫画家。
1999年 快楽天星組でデビュー。(当時別ペンネーム)
2002年 松文館より初単行本「感じる年頃」発行。

2005年に雨蘭としての活動を休眠。
その後、別ペンネームにて主に青年誌で活動し、その間に単行本8冊刊行。
2009年から雨蘭としての活動を再開。2011年ヤングアニマル嵐で「無邪気の楽園」連載開始。現在までに10巻刊行。連載中。

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宮崎駿インタビューを聞いて

Category : 雑記
このところ締め切りに追われてブログも何もかも不活性状態です。
申し訳ない。
次の締め切りを越したら少し余裕できるんじゃないかと思ってます。

不活性とは言いつつ、水面下でいろんな企画は進んでます。
春になったら情報解禁になるのでお楽しみにしててください。



先日TBSラジオのデイキャッチという情報番組の特集で
宮崎駿のインタビューを聞いた。

世界情勢と日本の置かれている状況の話からフランスの風刺画問題に話が及び、
氏はこう言った。
「風刺はまずもって自国の政治家に対してやるべきであって
 他国の政治家にたいしてやるのは胡散臭くなるだけです」
「異質の文明に対して、人が崇拝しているものをカリカチュアの対象にするのは
 僕は間違いだと思うんです。だからやめた方がいい」

言い得ていると思った。
僕もこの風刺画問題について思うところがあったけどうまく考えがまとまらなかったので、
これだけ鮮明に即答するジジイ宮崎氏の見識は凄いと思った。

こういった問題を語る時に「表現の自由」という言葉がよく使われる。
そして「表現を野放図にすると危険だ」という規制派意見がそれと対立する。

しかしそれはこの問題の本質ではない。
自由と規制の対立は容器であって、中身ではない。

そもそも表現というものはボーダーレスにあって
あれはダメこれはダメと誰かが指図したり線を引くべきものじゃない。

送り手と受け手が相互に変化しながら有機的に理解し合うものだ。
同じ表現でも今日と明日では意味が変わってしまうこともある。
だから規制したって無駄だし、だから一つ一つ考えなければだめんだ。

それを前提に氏は「間違いだと思う」という強い否定の表現を使ったのだと僕は思った。
「自由だからこそ 考えなさい」と。


このインタビューには他にも表現自粛ムードにある日本の現状や大量消費文明について
など、一貫した明瞭な考えを語っています。

僕は宮崎駿信奉者ではないのだけど、正直このジジイかっこいい!と思いました。

オフィシャルのサーバーからは消されてしまいましたが
「デイキャッチ 宮崎駿」で探してみてください。
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