プロフィール

雨蘭

Author:雨蘭
漫画家。
1999年 快楽天星組でデビュー。(当時別ペンネーム)
2002年 松文館より初単行本「感じる年頃」発行。

2005年に雨蘭としての活動を休眠。
その後、別ペンネームにて主に青年誌で活動し、その間に単行本8冊刊行。
2009年から雨蘭としての活動を再開。2011年ヤングアニマル嵐で「無邪気の楽園」連載開始。現在までに10巻刊行。連載中。

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スパイシーな潮風に吹かれて~

Category : 雑記
思いがけず突然の3連休を得てしまった俺。
「明日から三日間休みですよ」と突然言われても何するべきか困るズら。
独りでナニし続けても何だし…旅でもするか。

そうだ!京都へ行こう!

無理無理、西方面はGWに翌日から取れる宿があるはずないし、混雑は大嫌いだ。
う~~ん、

そうだ!被災地に行こう!

震災ドサクサで親戚から借りパク的にもらった軽バンがある。
どうせ旅行で金を使うなら、震災で観光客が減って困っている地域に金を落としてこようじゃないか。
ということで2日間、水戸、大洗を訪ねてきました。

DSCF30991111.jpg


昼過ぎに家を出てのんびり国道6号線走って水戸に着いたのが夜の8時過ぎ。
ホテルの予約を入れてなかったので、最悪、車中泊のつもりで毛布を積んで行ったが、
うろちょろ探しまわってやっと空き部屋を見つけてチェックイン。
慣れない運転だったので、それだけでヘトヘト。
特にナニもせず寝ることに。

水戸近辺はこの↓サイトでも分る通り、福島第一原発事故の影響がけっこう強めの地域。
http://atmc.jp/
それでも普通に街は稼働してたし、住民も全くと言っていいほどなーんも変わらない感じ。
特筆すべきことはホント、何も無い。

朝、前夜に買っておいたコンビニ調理パンを食べて出立!
あ、そうそう、そのコンビニなんだけどね、茨城エリアではどうやらセブンイレブンより多いんじゃないかと思われるくらい沢山「coco!」ってコンビニがあった。
調理パンとかお弁当が学食みたいなクオリティで美味くはないけどとても懐かしい感じ。(^^;)

さて、水戸を出て30分。
本日の目的地、大洗町に到着。
大洗町と言えば震災当日、ヘリからの空撮で港沖合に大きな渦ができてたあの港町です。

町に入る手前の川の護岸に漁船が2隻打ち上げられてたり、海辺の公衆電話や公衆便所が大破してたり、そこかしこに津波の爪痕が残ってたものの、町はほとんど奇麗になってました。

それどころか大洗町を一望する大洗タワーの下ではフリマがやってたり、あの4メートルの津波を受けた町とは思えない回復ぶりにビックリ。
大洗町はあれほどの津波を受けたにもかかわらず、津波による死者が一人もいなかったというのはこれまた驚きだ。


で、まず向ったのは大洗のビーチを臨む温泉施設「潮騒の湯」。
塩分を含む「化石海水」とかなむいいけるお湯でにゆったりつかってリラックス。
残念なのは海を眺めて入れる露天風呂が地震の被害で入れなかったこと。
その分、入浴料も半額だったが、露天風呂好きとしてはやはり残念だ。

風呂上がりにマッサージ機で凝りをほぐして仮眠室でゴロリ。
ああ、まさに休暇気分だ。

腹が減ったので、大広間へ行って大海老フライ定食とヒラメの刺身を頼む。
どちらも美味い!!!
特に定食についてくるアラ汁が感動するほど美味い!!!!!
もしかしてアノ隠し味が効いてる?
写真は縮尺分りにくいですが右上の果物、ミカンじゃなくてグレープフルーツですからね。
海老は20センチ以上。汁の椀は頭に被れるほどデカい。

例年ならこの時期はもっと大混雑している茨城県の観光スポットらしいが、客からすれば程よい人の入りで、快適にリラックスできました。のんびりしたい人には今がおススメ!
参考:http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110504-OYT8T00718.htm


次に訪れたのが大洗港の端の高台にある大洗磯前神社。
http://oarai-isosakijinja.or.jp/jinja/honden.html
ここは地震の揺れで灯籠や小さな石製の鳥居、階段の手すりなどが崩れていた。
しかし、本殿は健在で、鎮守の森の穏やかなたたずまいから被災地の雰囲気は感じなかった。
本殿の正面50段くらいの階段を降りると大鳥居があって、その先に海が太平洋が広がっている。
その海辺の岩礁の上にポツンと人がくぐれるくらいの大きさの鳥居が立っていた。

今日は風が強く、高くなった波が東映オープニングのようにザッパーン砕け、飛沫が舞う。
岩礁に立つとしぶきを帯びた風が顔に飛んできてちょっと気持ちいい。
何気なく、舌で唇をペロリと舐める。
おや? こころなしかスパイシーな気がするぞ?
そうか、この風は北(福島)からの風か!
(気のせいですw)


さて、帰り道。
同じ道を通ってもつまらないので、霞ヶ浦から成田辺りを通って帰ろうと、国道51号線を走っていると、道路標識に飛び込んできた文字が
「日本原子力開発機構 大洗研究開発センター」
http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/index.html
一瞬ドキッとした。
そう、ここはあの高速増殖炉の実験炉「常陽」がある研究施設なのだ!
数年前に起こした事故で炉は停止してるが、福島第一原発、福島第二原発、女川原発、六ヶ所村、東海発電所、東海第二原発…等と並んで、東日本太平洋岸に配置された日本の原子力施設の一つだ。
しかもまだ世界でどこも実用運転に成功していない高速増殖炉。

なるほど。
茨城も福島も宮城も岩手も青森も、原子力とこういう距離感で生活しているのか。
窓を開け、スパイシーな気持ちで車を東京に走らせた。
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